
少量ロット品や試作品の鋳造用として、さらには工業用デザインモデル等で不可欠なのが木型の製作です。私たちエース木型は、1969年の創業以来こうした木型の中でも技術が問われる高精度なものや複雑な形状のものに特化した木型製作に取り組んできました。今日では、CAD/CAMからマシニングセンターによるNC加工、熟練した職人による組み付けまで一貫生産体制を構築。従来のハンドワーク型より、高精度、低コスト、短納期を実現しています。2006年度には、精密木型製造で群馬県の1社1技術企業の選定を受けました。
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お客さまの高度化するニーズに応えるためには、CAD/CAMやNC加工機など機械化に取り組むとともに、技能者を育成することも非常に重要です。当社では、小企業でありながら高度熟練技能者に2名が認定されるなど、職人技とNCを融合させた製造技術を確立しています。そして、加工・組付けに精度を要する多数の中子取を用いる型も0~0.05mmのクリアランスでアセンブリ化に成功。ミッションケースなど深堀形状にはエンドミルを特注製作。200mm以上の立ち壁もR1ボールで加工可能です。
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当社が手がけているのは、高い精度が要求される自動車鋳造部品のほか、大型機械、マンホール等の鋳造用木型、試作プレス用ZAS型など高度な技術を要する木型です。例えば、主要なフィールドとなる自動車部品では、特に精度が問われるエンジン関連のシリンダーブロックやシリンダーヘッド、トランスミッション、マニホールド等の木型を手がけているほか、極限のスピードを競うフォーミュラーカー用の木型も製作しています。また、鉄蓋マンホール木型では、紙図(イラスト)やPDFなどから模様面を3D化しマシニングセンターで高精度に加工することで、群馬県の約8割を手がける実績を上げています。
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